全塗装完全マニュアル ブースについて

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塗装ブースとは?

塗装ブースとは?

塗装ブースをご存じですか? その名の通り、塗装を行うコンパクトな個室のことです。空気中に舞うホコリやゴミが塗装中のボディになるべく付着しないよう、このブースの中で施工します。さらには車両を移動させずにその場で乾燥させることもできる、便利な設備です。

一見ただの個室かと思われますが、実は非常に高性能。というのも塗装ブースは当初、施工者にとって快適かつ作業のしやすい環境を作るためのものだったからです。密室の中でスプレーミストや塗料の臭いなどを全身に浴びながら施工を続けるのは非常に危険なため、外部のホコリやゴミを内部に入れずに排気・換気をスムーズに行えるフィルターを設置したものなのです。

これは箱形の自然吸気式ブースと呼ばれ、簡易的なものになるとビニールカーテンで覆われたカーテンブースと呼ばれます。


日本製と外国製

専門的な構造の話は省きますが、ブースは日本製と外国製で違いがあります。

水の使用
日本製はブース内の洗浄に水が使えますが、外国製は水を使えません。ホコリを洗い流したくても水を使えないというのはかなり不便なものです。
レイアウト変更
外国製はどれも同じような設計をしています。これは、輸入以外に設置コストをかけないためです。対して日本製は工場に合わせて何かしらの変更が加えられます。
作業者への配慮
日本製には、作業者を守るための風速・風量労働基準があります。各メーカーはファンなどのパーツを選定して設計し、作業者に負荷がかからない換気・吸気の基準をクリアしているのです。しかし外国製はそのような基準は一切なく、メーカーが独自に風速・風量を決定しています。
サポート制度
仕様の違いや万が一の故障時に迅速なメーカーサポートを受けられるのはいうまでもなく日本製ブースです。塗装の作業が止まって車両オーナーに迷惑がかからないように対処できます。

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